釜山少女暴行殺害:自白を引き出すのに成功したコンビ

クォン・イルヨン警衛と凶悪犯罪担当のパク・ミョンフン警査パク警査がキム被告に人間的アプローチ、涙を流して自白 釜山で起きた女児暴行殺害事件で逮捕されたキム・ギルテ容疑者が犯行を自白したのは、「警察コンビ」の功績が大きかった。警察庁から派遣されたプロファイラー(犯罪心理分析官)のクォン・イルヨン警衛(警部に相当)=45=と、釜山沙上警察署凶悪犯罪チームのパク・ミョンフン警査(巡査部長に相当)=49=の二人だ。 キム容疑者が犯行現場付近に隠れている可能性が高いと予想し、容疑者検挙に一役買ったクォン警衛は、キム容疑者が取り調べ開始から4日たっても黙秘を続けていたため、13日夜に切り札を使った。ウソ発見器による検査を提案したのだ。これに従い、捜査本部は14日午前、ウソ発見器による検査を行った。 「今回は通用する」というクォン警衛の予想は的中した。検査を終えて戻ってきたキム容疑者は、「ウソ発見器の結果がどう出ると思うか」というクォン警衛の質問に対し、「わたしも分かっています。目に見えているじゃないですか」と話し、うなだれた。キム容疑者は「あの方を呼んでください」と切り出した。キム容疑者が呼んだ人物は、パク・ミョンフン警査だった。パク警査は今月10日以降、取り調べを行いながた、キム容疑者と最も友好的な関係を作っていたためだ。 陳述録画室で取り調べを受けていたキム容疑者は、パク警査の顔を見るなり、急に涙を流した。「もうだいぶ時間もたったことだし、全部打ち明けろ」と話すパク警査に、キム容疑者は袖で涙をふきながら、「わたしが全部やりました」と陳述した。パク警査はキム容疑者をなだめながら、キム容疑者の言葉を黙って聞いた。パク警査は「娘が二人いるが、二番目の娘は死んだイさんと同い年(13歳)だ。気の毒に思うが、犯人も人間のため、人間対人間の関係でアプローチした」と語った。釜山=アン・ジュンヨン記者

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